ドラマ『Crisis』衝撃ラストの謎とは?未回収の伏線と続編の真相を徹底考察

ドラマ『Crisis』衝撃ラストの謎とは?未回収の伏線と続編の真相を徹底考察

ドラマ『Crisis』衝撃ラストの謎とは?未回収の伏線と続編の真相を徹底考察の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

関西テレビ放送(カンテレ)制作・フジテレビ系で放送された『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は、日本のテレビドラマの表現限界を根底から更新したエポックメイキングな作品だ。原案・脚本を手掛けたのは、直木賞作家であり『SP』や『BORDER』を生み出した金城一紀。彼が構想に5年もの歳月を費やし、綿密に練り上げた骨太なプロットは、国家の秩序維持という美名のもとに隠蔽される欺瞞を容赦なく暴き立てた。

従来の警察ドラマが描いてきた「事件解決による明快なカタルシス」を、本作はあえて拒絶する。テロリストやカルト集団、あるいは国家中枢の腐敗に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班(通称・特捜班)の面々は、任務を遂行するたびに自らの魂をすり減らしていく。正義のために戦っているはずが、いつの間にか権力機構の都合のいい盾として使い捨てられていく皮肉。この息詰まるポリティカル・サスペンスとしての純度の高さこそが、目の肥えた視聴者を熱狂させた根源にある。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。