「八重歯」と「犬歯」という言葉は日常会話で混同されがちですが、医学的な分類においては「歯そのものの名称」と「歯が並んでいる状態」という決定的な違いがあります。 犬歯とは、上下の前歯の中央から数えて左右3番目に位置する永久歯の名称です。一般的には「糸切り歯」とも呼ばれ、槍のように先端が尖った形状をしています。すべての人が生まれつき持っている正常な歯のパーツです。 一方の八重歯は、歯の名称ではありません。顎の骨のスペース不足などが原因で、歯列弓(歯のアーチ)から外側、特に唇側に飛び出して前後の歯と重なり合って生えてしまった状態を指す俗称です。歯科の臨床では、犬歯が本来の位置よりも高い位置の表側にズレて生える現象を「高位唇側転位(こういちしそくてんい)」と呼び、歯がデコボコに重なり合う「叢生(そうせい・乱杭歯)」の一種として診断されます。 つまり、「八重歯=飛び出している犬歯の状態」を指しているケースが大半であり、犬歯そのものが異常なわけではありません。
八重歯と犬歯の違いとは?放置リスクや海外の評判・最新矯正法を徹底解説
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