Fgノットはこれが一番速くて簡単!現場1分の結び方と強度比較

Fgノットはこれが一番速くて簡単!現場1分の結び方と強度比較

Fgノットはこれが一番速くて簡単!現場1分の結び方と強度比較にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

多くのアングラーが「FGノットがすっぽ抜けたのは編み込み回数(ハーフヒッチ回数)が足りなかったからだ」と誤認しています。しかし、摩擦系ノットの物理的メカニズムを紐解くと、これは完全な誤解です。

FGノットの強度は、PEラインがショックリーダーの表面に食い込み、引っ張られることでリーダーの断面がわずかに押し潰されてくびれが生じる「中国の指錠(指ハブ)構造」によって保持されています。したがって、すっぽ抜けが発生する原因はハーフヒッチの回数不足ではなく、以下の2点に集約されます。

1. 編み込み段階でのテンションの緩み
編み込み時にPEラインの張り(テンション)が抜けると、リーダーへの巻き付き角度が不均一になり、荷重がかかった際に摩擦が均等に分散されず、一部から滑り出して一気に破断・すっぽ抜けに至ります。

2. 本締め工程での摩擦熱と締め込み不足
FGノットにおいて最も失敗が多いのが本締めです。PEラインとリーダーを締め込む際、乾燥した状態のまま強い力を加えると摩擦熱でPEラインの強度が半減します。逆に、手を痛めることを恐れて締め込みが甘いと、リーダーの変色(食い込み)が起きず、大物がかかった瞬間に抵抗なく引き抜けてしまいます。

すっぽ抜けを100%防ぐための必須条件は、「ハーフヒッチを無駄に20回も繰り返すこと」ではなく、「編み込み後に唾液等で濡らし、グローブやノットプラーを用いてPEが透き通るまで一気に本締めすること」です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。