自然経過を見守るのが基本とはいえ、医療機関(小児科または小児泌尿器科)を受診すべきサインも存在する。最も分かりやすいサインは、排尿時に包皮が風船のように丸く膨らむ現象(バルーニング)だ。これは尿の出口が非常に狭く、排尿障害や尿路感染症の原因になる可能性があるため、医師の診察が推奨される。
また、先端が赤く腫れている、排尿時に痛がって泣く、膿のような分泌物が出ている場合も受診が必要だ。最近ではステロイド軟膏を朝晩少量を塗布することで、手術をせずに包皮の柔軟性を高める保存的治療が第一選択となっており、身体的負担の少ない治療法が確立している。