購入時には問題がなかった米でも、家庭内の保管環境が悪いとカビの発生や害虫の繁殖を招きます。美味しさと安全性を長期間維持するための保存原則を把握しておきましょう。
米の保存における大原則は「低温(15度以下)」「低湿」「密閉」の3条件です。
- 密閉容器への詰め替え:購入時の米袋には破裂防止用の微細な空気穴が開いています。そのまま放置すると湿気や害虫(コクゾウムシ・ノシメマダラメイガ)が侵入するため、密閉できるプラスチック保存容器やチャック付き保存袋、清潔なペットボトルに移し替えます。
- 冷蔵庫の野菜室での保管:シンク下やコンロ周りは湿気と熱がこもりやすく、カビや害虫の温床です。温度変化が少なく冷暗所となる冷蔵庫の野菜室が最適な保管場所となります。
- 計量前の手と容器の乾燥:濡れた手や計量カップを容器に入れると、一滴の水滴から数日でカビが繁殖します。水分を絶対に持ち込まない運用を徹底してください。
- 1〜2ヶ月で食べ切る分量を購入:精米後の白米は空気に触れることで酸化が進みます。春〜夏は3週間〜1ヶ月、秋〜冬でも1.5〜2ヶ月で消費できる量を購入するのが理想的です。