ネット上の簡易動画などで「固結びをして瞬間接着剤を塗るだけ」と紹介されているケースが散見されますが、これは初心者が最も陥りやすい罠の一つです。
一般的な瞬間接着剤(シアノアクリレート系)は、乾燥するとガラスのように硬化するため、柔軟性のあるテグスやゴムコードに塗ると衝撃で接着面がパリッと割れ、かえって結び目がほどけやすくなります。さらに、接着剤が白く濁る「白化現象」を起こし、せっかくのクリアビーズが曇ってしまう原因にもなります。
【プロが実践する正しい結び処理】
- 結ぶ際は単なる固結びではなく、摩擦力の高い「8の字結び」または「本結び」を2回以上繰り返す。
- 結び目の固定には、硬化後も弾力性を維持する「手芸用多用途クリアボンド」または少量の「UV/LEDレジン」を使用する。
- 結び目の余りテグスは根元で切らず、隣のビーズの中に2〜3個分くぐらせて隠してからカットする。
さらに近年では、レジンで作ったイニシャルチャームやウッドビーズをアクセントとして組み合わせる技法が人気です。異素材を組み合わせる際は、全体の重量バランスを考慮し、テグスの太さを適切な号数(重量チャームには3号〜4号テグス)に見直すことが長持ちの秘訣です。