機械がシャリを握り、ロボットが皿を運ぶオートメーション化が加速する昨今。まるくに 住吉店が頑なに守り続けているのは、熟練の寿司職人による手仕事のぬくもりだ。人肌の温度に保たれたシャリの空気の抱かせ方、魚の筋目に合わせた絶妙な包丁の入れ方には、伝統的な日本料理の粋が宿る。
寿司の味を大きく左右するシャリには、地元茨城県産の厳選米を使用。職人の手によってふんわりと握られた一貫は、口の中でハラリとほどけ、ネタの旨味と見事に溶け合う。レーンを流れる皿の向こう側に職人の真剣な眼差しが見えるからこそ、客は安心して箸を伸ばすことができるのだ。