店舗が位置する千葉県千葉市稲毛区長沼町は、千葉北インターチェンジや国道16号にほど近い交通の要衝だ。古くから職人たちのライフラインとして根を張ってきたが、近年の客層の変化は目を見張るものがある。作業服・ワークウェアの専門店として培われた無駄のない導線の中に、カジュアル使いのフーディーや軽量ダウンが違和感なく溶け込んでいる。
現在、全国には洗練されたディスプレイを売りにするWORKMAN Plusや、職人の専門性を先鋭化させたWORKMAN Proといった派生業態が乱立している。しかし、この長沼店のようなクラシックなワークマン店舗こそが、両者の遺伝子を過不足なく併せ持つハイブリッド空間として機能しているのは興味深い。泥臭い実用性と最先端の機能美が、同じ棚で平然と肩を並べている。