グロッキーとはどんな状態?意外な語源やノックアウトとの違いを徹底解説

グロッキーとはどんな状態?意外な語源やノックアウトとの違いを徹底解説

グロッキーとはどんな状態?意外な語源やノックアウトとの違いを徹底解説とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

「ボクシング発祥のカタカナ語」と思われがちなグロッキーですが、その語源を遡ると18世紀のイギリス海軍に辿り着きます。

1740年、英国海軍のエドワード・バーノン提督(Edward Vernon)は、水兵たちがアルコール度数の高いラム酒を生で飲んで泥酔し、艦内で規律違反や事故を多発させている事態を重く見ました。そこで提督は、ラム酒をそのまま配給することを禁じ、水やライム果汁で薄めた「水割りラム酒」を配るよう命じたのです。

バーノン提督は、普段からグログラム(Grogram)という粗い絹織物のコートを愛用していたことから、部下の水兵たちから「オールド・グログ(Old Grog)」というあだ名で呼ばれていました。そこから、彼が考案した水割りラム酒そのものが「グロッグ(Grog)」と命名されます。

やがて、そのグロッグを飲みすぎて足元がふらついている水兵の様子を「groggy(グロッギー=グロッグを飲んで酔っ払った状態)」と形容するようになり、19世紀以降にボクシング界で「パンチに酔ったようにふらつく様子」へと転用され、現在の意味として世界中に広がりました。

山崎 陸
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山崎 陸

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