本書に対する読者の反応は、まさに真っ二つに割れました。大手レビューサイトやSNS、コミュニティ掲示板で交わされた数千件に及ぶ口コミを検証すると、読者が何に共感し、何に憤ったのかが生々しく浮かび上がってきます。
肯定的な感想・支持層のレビュー
- 「タイトルを見て驚いたが、中身を読んで納得した。これまで教科書で教わらなかった日韓併合時の客観的データが分かりやすく網羅されており、目から鱗が落ちた」(40代・会社員)
- 「皮肉のキレ味が凄まじい。日本の過度な気遣いが相手の不当な要求をエスカレートさせてきたという指摘は、ビジネスや人間関係にも通じる本質的な教訓だと思う」(50代・自営業)
- 「難しい歴史用語を噛み砕き、ユーモアと毒を交えて一気に読ませる筆力はさすが百田尚樹。言いたいことを代弁してくれた爽快感がある」(30代・公務員)
批判的な意見・有識者の指摘
- 「都合の良い史料ばかりをつまみ食いし、植民地支配が現地の人々の尊厳や主権を奪ったという本質的な苦痛を完全に無視している。歴史修正主義の典型」(歴史研究者・大学教授)
- 「全編が嘲笑と皮肉で塗り固められており、隣国に対するヘイトや排外主義をエンタメとして消費させる極めて危険な扇動本だ」(30代・出版関係者)
- 「大衆のルサンチマン(怨望)を巧みに刺激する構成であり、日韓の建設的な未来志向の関係を完全に破壊するだけの内容」(50代・ジャーナリスト)
このように、支持層からは「痛快な事実の提示」「言論のタブーを破った代弁者」として熱烈な支持を受けた一方、批判層からは「差別的扇動」「チェリーピッキング(都合の良いデータのつまみ食い)」として厳しく糾弾されるという、極端な分断が生じる結果となりました。