Q1:「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の本当の作者は誰ですか?
A1:特定の個人としての作者は判明していません。江戸時代後期の随筆集『甲子夜話』に記録されたことで広く知られるようになりましたが、元々は江戸時代の川柳や狂歌として民衆の間で語り継がれていた作者不詳の仮託作品です。
Q2:なぜホトトギス(杜鵑・時鳥)が題材に選ばれたのですか?
A2:ホトトギスは古来より『万葉集』などで初夏の風物詩として「その鳴き声を心待ちにする鳥」の代表格でした。夜間に鋭く鳴く性質があり、「聞きたいのに簡単には鳴いてくれない」というじれったい対象の象徴だったため、人の思い通りにならない事態の比喩として最適だったからです。
Q3:織田信長は本当に短気で残虐な人物だったのでしょうか?
A3:一概にそうとは言えません。敵対者への苛烈な処罰が目立つ一方で、降伏した敵将を重用したり、家臣の手紙に細やかに返信したりするなど、合理性と情を兼ね備えた面も多々記録されています。短気で残虐という一面的なイメージは、江戸時代の創作物や後世の軍記物によって強調された側面が多分にあります。