山崎監督の次回作とゴジラ続編の真相!ハリウッド進出とVfxの全貌を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
第96回アカデミー賞において、映画史に刻まれたアカデミー視覚効果賞の受賞。映画監督自らが視覚効果賞のオスカー像を手にしたのは、スタンリー・キューブリック監督(『2001年宇宙の旅』)以来、実に55年ぶり、史上2人目という快挙でした。
なぜ、東京・調布のスタジオを拠点とする山崎貴白組VFXチームが、ディズニーやワーナーといった巨大資本のひしめくハリウッドを打ち負かすことができたのでしょうか。その最大の核心は、徹底した「少数精鋭の垂直統合システム」にあります。
比較項目『ゴジラ-1.0』(山崎組)一般的なハリウッド超大作編集部の分析・評価推定総製作費約1,500万ドル未満(約15〜22億円)1億5,000万〜2億5,000万ドル(約230〜380億円)ハリウッド標準の10分の1以下の予算で最高峰の質を実現コアVFXスタッフ数約35名(白組調布スタジオ中心)数百名〜1,000名以上(世界各地へ下請け分散)意思疎通のロスがゼロに近く、手戻り作業が極小化監督の役割と権限監督・脚本・VFXディレクター兼務分業制(監督は発注者、別会社がVFX制作)監督自身がCGソフトを操作できるため指示が極めて精緻ショット数と制作期間約610カット(約8カ月間で集中制作)1,500〜2,500カット(数年単位・直前変更多発)必要なカットのみを厳密に逆算して設計し無駄を完全排除
白組の現場では、山崎監督が自ら絵コンテを描き、CGアーティストのデスクのすぐ隣に座ってミリ単位の光の反射や波の飛沫を直接ディレクションしました。海外の制作会社に見られる「発注・検収・リテイク」という何重もの階層構造を排し、職人たちが家族的な信頼感の中で有機的に連携したことが、奇跡的なコストパフォーマンスと圧巻の画面密度を生み出したのです。