視聴者に最も深い傷跡を残したのが、シーズン8第4話『王の受難(原題:Some Guy)』におけるシヴァの衝撃的な死亡シーンです。
宿敵「救世主」の拠点に対する奇襲作戦において、エゼキエル率いる部隊は重機関銃の猛射を浴びて壊滅。兵士たちが身を挺してエゼキエルを庇ったことで王自身は一命を取り留めたものの、足を負傷して歩行困難に陥ります。従者のジェリーと駆けつけたキャロルに肩を借り、脱出を図るエゼキエルでしたが、化学薬品の流出によって濁った浅い川の底で、無数のウォーカー(ゾンビ)に包囲されてしまいます。
自らの無力さに苛まれ「私を置いて逃げろ、私は王などではない、ただの男だ」と絶望するエゼキエル。その絶体絶命の窮地に突如現れたのがシヴァでした。シヴァは群がるウォーカーを次々となぎ倒し、エゼキエルたちから敵の注意を逸らします。しかし、足場が泥濘化し動きを制限されたシヴァは、圧倒的な物量で押し寄せるウォーカーの群れに徐々に押し潰されていきます。
エゼキエルは愛するシヴァを救おうと狂乱状態で叫びますが、ジェリーに力づくで制止されます。濁流の中、ウォーカーたちに四方から肉を引き裂かれ、水面が赤く染まりながらも最後までエゼキエルたちを守り抜いたシヴァ。死因はウォーカーの大群による捕食・圧殺であり、生存の余地を一切残さない完全な退場となりました。