女性の抜け毛は、男性とは異なり女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量変動と密接に連動しています。エストロゲンには髪の成長期を維持し、ハリやコシを保つ働きがあるため、この分泌量が急減するタイミングで髪が一気に抜けやすくなります。
代表的な例が、出産後に訪れる「分娩後脱毛症」です。妊娠中はエストロゲンが高水準で維持されるため髪が抜けにくくなりますが、出産を機にホルモンバランスが一気に通常値へ戻ります。その結果、維持されていた毛髪が一斉に休止期へ入り、産後2〜3ヶ月頃から抜け毛のピークを迎えます。一般的には産後半年から1年程度で自然に回復へと向かいます。
また、40代後半から50代にかけての更年期や、過度なダイエット、月経周期の乱れによってもホルモンバランスは崩れ、びまん性脱毛症などの抜け毛トラブルを引き起こす要因となります。