SNSや口コミサイトで時折目にする「元が取れなかった」というネガティブな言説は、果たして真実なのでしょうか。沼津港周辺の海鮮料理専門店における相場と照らし合わせながら、その実態を冷徹に検証します。
現在、沼津港エリアでマグロ、サーモン、白身魚、生シラスなどを贅沢に盛り付けた特上クラスの海鮮丼を注文した場合、一般的な店舗での相場は2,400円〜3,200円に達します。つまり、海将のバイキングで海鮮丼に換算して「およそ1杯半」と同等以上の刺身とフライを口に運んだ時点で、金銭的・市場価値的な損益分岐点はあっさりとクリアされます。
それにもかかわらず不満を感じてしまう利用者が存在する背景には、行動経済学でいう「サンクコスト効果(埋没費用の呪縛)」と過度なプレッシャーが関係しています。「元を取らなければ損をする」と焦るあまり、序盤から急いで白米や酢飯を大盛りに盛ってしまい、炭水化物の急激な膨張によってわずか15分で満腹中枢が刺激されてしまうケースが後を絶ちません。
さらに、45分というタイトな制限時間が心理的な切迫感を生み、「ゆっくり味わえなかった=損をした」という感覚に変換されやすい点も見逃せません。最初から「好きなネタを好みの厚さで、自分のペースで贅沢に楽しむセルフ海鮮丼体験」と捉えている客層からは、一貫して極めて高い評価が寄せられています。