体脂肪率の出し方完全ガイド!計算式と男女別平均や測定の盲点を徹底検証

体脂肪率の出し方完全ガイド!計算式と男女別平均や測定の盲点を徹底検証

体脂肪率の出し方完全ガイド!計算式と男女別平均や測定の盲点を徹底検証に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

脂肪を減らそうと試みる際、ネット上の断片的な情報に踊らされ、「1週間で体脂肪をごっそり落とす」「お腹の脂肪だけをピンポイントで落とす」といった非科学的な言説に囚われてしまうケースは少なくありません。体脂肪の正体を生物学的に解体すると、蓄積する部位と代謝特性によって大きく2つの種類に分類されます。

両者の性質を見極める「内臓脂肪 皮下脂肪 見分け方」は、腹部の触診と体型シルエットから判断できます。

お腹まわりの皮膚をつまんだ際、親指と人差し指の間にタプタプとした柔らかい厚みとして直接つまめるのが「皮下脂肪」です。皮膚のすぐ下に蓄積し、主に下半身やお尻、太もも、下腹部に付きやすい特徴を持ちます。女性ホルモンの影響を受けるため女性に多く見られ、その外見から「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。衝撃や寒さから内臓を保護する貯蔵庫として機能するため、代謝スピードが遅く、「一度付くとなかなか落ちにくい」という厄介な特性を持っています。

一方で、お腹全体が風船のようにパンと張っており、皮膚をつまもうとしても内部が張っていて深くつまめない場合は、腸間膜の周囲に蓄積した「内臓脂肪」が疑われます。こちらは30代以降の男性や閉経後の女性に多く、「リンゴ型肥満」とも称されます。内臓脂肪は血中脂質や血糖値を上昇させるアディポサイトカインを分泌するため、動脈硬化や脂肪肝といった生活習慣病の引き金となりやすい危険な脂肪です。しかし皮下脂肪に比べると血流が豊富で代謝活性が高く、「付きやすいが、食事改善や有酸素運動によって驚くほど早く落ちやすい」という側面を持ちます。

「体脂肪率を減らそうと運動を始めたが、下腹部のお肉が落ちない」と嘆く人の多くは、すでに落ちやすい内臓脂肪が先に燃焼され、最後に残った皮下脂肪の段階に入っているケースがほとんどです。脂肪の落ちる順番とメカニズムを理解していれば、不要な焦りや挫折を防ぐことができます。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。