便秘が10日出ない危険性と受診目安|病院は何科?腸閉塞のサイン

便秘が10日出ない危険性と受診目安|病院は何科?腸閉塞のサイン

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一般的な排便頻度は1日1回から2〜3日に1回程度まで個人差があります。日本消化器病学会の定義でも「本来体外へ排出すべき便を十分量かつ快適に排出できない状態」を便秘と定めていますが、排便間隔が10日におよぶケースは生理学的な許容範囲を完全に逸脱しています。

人間の大腸は、水分を吸収しながら便を直腸へと運ぶポンプの役割を担っています。しかし、便が10日間も腸内に留まると、大腸壁から限界まで水分が吸収され続け、便は粘土状から石膏のような硬石状へと変貌します。これが直腸付近に巨大な塊として居座る糞便塞栓症(ふんべんそくせんしょう)の始まりです。

特に運動不足や加齢、無理な食事制限によって腸の蠕動運動が極端に低下する弛緩性便秘原因がベースにある場合、便を先へ押し出す筋力そのものが失われています。結果として、硬化した便塊がまるでダムのように大腸を完全に塞ぎ止め、後続の便やガスを完全にせき止めてしまう悪循環に陥るのです。

森 瞳
著者

森 瞳

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