男子シングルを中心に、フィギュアスケート界は4回転ジャンプ(クワッド)を複数種類跳び分ける超高難度時代へと突入しています。4回転ジャンプにも難易度が存在し、トウループ(4T: 基礎点9.50)からサルコウ(4S: 9.70)、ループ(4Lo: 10.50)、フリップ(4F: 11.00)、ルッツ(4Lz: 11.50)と上がっていきます。
五輪2連覇を達成した羽生結弦は、4T、4S、4Lo、4Lzの4種類のクワッドを実戦で成功させ、美しさと難度を両立した伝説的なジャンプ構成で世界を牽引しました。そして北京五輪で公式認定された前人未到のクワッドアクセル(4A / 4回転半ジャンプ:基礎点12.50点)への挑戦は、フィギュアスケートの歴史を塗り替える金字塔となりました。
現在ではアメリカのイリア・マリニンをはじめ、4Aをクリーンに着氷させる怪物が登場。複数の4回転をプログラムに組み込む構成がトップ争いの必須条件となっています。