爪が厚くなる最もポピュラーかつ注意すべき原因が「爪白癬(つめはくせん)」、いわゆる爪水虫です。白癬菌が爪の内部に入り込んで角質を食べながら増殖することで、爪の組織が脆く肥厚していきます。
爪水虫の初期症状として現れやすいのが、「足の爪が黄色く濁る」、あるいは「爪の先端や縁が白く変色する」といった色の変化です。初期段階では痛みやかゆみといった自覚症状がほとんどないため、気付かないまま進行してしまうケースが目立ちます。病状が進むにつれて爪全体が分厚化し、表面がスジ状に盛り上がったり、爪の下に角質が溜まってボロボロと粉状に崩れたりする特徴的な爪白癬の症状へと移行します。
白癬菌は自然治癒することがなく、放置すれば周囲の健康な爪や同居する家族の足へ感染を広げるリスクがあります。爪の色が濁りながら厚みを増している場合は、感染症を疑うのがセオリーです。