肝臓は痛覚神経を持たないため、初期段階で明確な自覚症状が現れにくい特徴があります。しかし、注意深く観察すると以下のような肝機能障害の初期サインが現れています。
「朝起きても全身のだるさや疲労感が抜けない」「食後に胃もたれや吐き気を感じやすい」「肌荒れやくすみが目立ち、白目がかすかに黄色っぽい」「尿の色が濃い褐色になる」といった変化は、肝臓の解毒能力や代謝能力が落ちている証拠です。
健康診断の判定区分において、「要再検査(B〜C判定)」や「要精密検査(D判定)」が出た場合は、決して放置してはなりません。特にALTが50 U/Lを超えている場合や、前回検査から急激に跳ね上がっている場合は、速やかに消化器内科や肝臓専門医を受診し、腹部超音波(エコー)検査を受ける必要があります。