1階席は、ステージとの一体感をダイレクトに味わえるエリアですが、列番号によって体験の質が劇的に変化します。
ファンの間で「神席」と称されるのは、1階の1列目から15列目・センターブロックです。演者の表情の変化、滴る汗、細かな指の動きまで肉眼で鮮明に捉えることができ、スピーカーから放たれる音圧を全身で浴びる圧倒的な臨場感を体験できます。ステージとの距離感は数メートルから十数メートル程度であり、双眼鏡を使う必要は一切ありません。
一方で、注意が必要なのが1階の25列目以降、特に35列〜48列目の後方エリアです。傾斜が緩やかに設定されているため、前の座席に座る人の身長や座高によっては、ステージ中央の視界が部分的に遮られる「視界被り」が発生しやすくなります。さらに、40列を超えるとステージまでの直線距離が約40〜50メートルに達し、肉眼では演者の顔判別が困難になります。「1階席だから近い」と過信せず、後方列の場合は早めに視界確保の準備を整えるのが賢明です。