敬体から常体へ、あるいは常体から敬体への変換をスムーズに行うためには、語尾の対応関係を頭に入れておくことが近道です。適切なですます調 言い換えを身につけることで、文章のトーン&マナーを自在にコントロールできるようになります。
実務で頻出する主要な語尾パターンをまとめた文末表現 一覧は以下の通りです。
- 〜です ⇔ 〜だ / 〜である(例:重要です ⇔ 重要である)
- 〜ます ⇔ 〜する / 動詞の終止形(例:分析します ⇔ 分析する)
- 〜ではありません ⇔ 〜ではない(例:適切ではありません ⇔ 適切ではない)
- 〜でした ⇔ 〜だった / 〜であった(例:顕著でした ⇔ 顕著であった)
- 〜と考えられます ⇔ 〜と考えられる(例:妥当だと考えられます ⇔ 妥当だと考えられる)
- 〜できます ⇔ 〜できる / 〜が可能だ(例:応用できます ⇔ 応用が可能だ)
文章のリズムを整える上での注意点として、同一の文末を3回以上連続で使用しない工夫が挙げられます。「〜である。〜である。〜である。」と並ぶと機械的な印象を与えてしまいます。適度に「〜のだ」「〜にほかならない」「〜と推察される」といった表現を織り交ぜることで、格調高く流麗な文章構造が完成します。