出会うと出合うの違いとは?文化庁の指針と公用文ルールを徹底解説

出会うと出合うの違いとは?文化庁の指針と公用文ルールを徹底解説

出会うと出合うの違いとは?文化庁の指針と公用文ルールを徹底解説についての真相をご紹介します。

Q1:文化庁の指針に従わずにすべて「出会う」と書いたら間違いですか?
A1:一般的な私信や個人の日記、SNSの投稿であれば、すべて「出会う」と書いても法律違反や重大な誤謬になるわけではありません。国語辞典のなかには「出会う」を見出し語として包括的に説明しているものもあります。ただし、公用文表記基準や新聞用字用語集では明確に区別されており、ビジネス文書や学術文書、公的広報において物事に対して「出会う」を用いると、文章作法に無頓着な印象を与え、減点評価を受けるリスクがあります。

Q2:「出遭う」という漢字はどのような場面で使うのが適切ですか?
A2:「遭」の漢字には「災難や望ましくない事態に行き当たる」という意味があります。そのため「事故に出遭う」「嵐に出遭う」といった表現も過去には使われてきましたが、現在の公用文や新聞表記では「出遭う」という複合語はあまり推奨されず、単に「事故に遭う」「難風に遭う」と「遭う」単体で書くか、あるいは「出合う」と書くのが通例です。

Q3:ビジネスメールで取引先に送る場合、どちらを使うのが最も無難ですか?
A3:メールの文意に忠実に従ってください。「担当者様とお出会いできて(お会いできて)」のように人に関わる場合は「出会う」を用い、「貴社の素晴らしい製品に出合うことができ」のように物やサービスに関わる場合は「出合う」を用います。もし迷って確信が持てない場合は、「めぐりあう」「拝見する」と言い換えるか、平仮名で「であう」と表記するのがスマートなリスク回避策です。 (出典: 出会う 出合う 文化 庁(Yahoo!ニュース))

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。