近年のHey! Say! JUMPのコンサートツアーにおいて、メンバーカラーは観客参加型のライブ演出と直結しています。初期のコンサートでは白やオレンジの単色ペンライトが主流でしたが、やがて各メンバーのカラーに対応した多色切り替え式ペンライトが標準となりました。
SNSやファンコミュニティのリアルな声を集約すると、現場では特有の「色判別問題」が長らく話題となっていました。特に議論を呼んだのが「薮宏太の黄緑と岡本圭人の緑の境界線」です。
「昔のペンライトだと黄緑と緑の発光ダイオードの差が微妙で、遠くから見ると見分けがつきにくかった。でも薮くんファンは意地でもライムグリーンの絶妙な色合いを光らせようと試行錯誤していたのが懐かしい」(30代・ツアー参戦歴15年のファン)
「山田くんの赤と知念くんのピンクが並んだときの視覚的なコントラストが最高。最新の制御型ペンライトになってからは、楽曲の世界観に合わせて一斉に会場が1色に染まったり、8色がグラデーションを描いたりと演出の芸術性が跳ね上がった」(20代ファン)
2020年代以降に導入された無線コントロールペンライト(Freフラ等)では、演出側が会場全体の光を精密に制御します。山田のソロパートで客席全体が深紅に染まり、八乙女のベースソロで黄金色の閃光が走るなど、メンバーカラーは「ファンが推しを主張する道具」から「アーティストとファンが共創する空間美術」へと昇華を遂げています。