見分けがつかないとなれば、次に気になるのが純粋な数学的勝率です。一般的にガリガリ君 当たり確率はどの程度に設定されているのでしょうか。景品表示法(懸賞による景品類の提供に関する事項の制限)の観点から見ると、購入金額と同等の商品がもう1本もらえる「総付景品(ベタ付け)」に該当する場合、取引価格の制限は比較的緩やかですが、企業としての原価管理の観点から適正な投入率が算出されています。
アイスクリーム業界の流通慣行や小売店の仕入れデータによると、1本売りの通常版ガリガリ君は1ケースあたり32本(もしくは31本)で配送されるのが標準です。小売業関係者の証言では、「1カートン(32本)の中に当たりが原則1本混入されている」というのが定説となっています。この数値を基盤に計算すると、当選確率は1/32(約3.125%)という極めて現実的な水準が浮かび上がります。宝くじの末等(10本に1本・10%)に比べるとやや渋いものの、パチンコやソーシャルゲームの最高レア排出率(1〜3%程度)に近く、適度な射幸心を刺激する絶妙なバランスです。
一方で、高級志向の「ガリガリ君リッチ」シリーズでは当選システムそのものが異なります。リッチシリーズでは「もう1本もらえる」形式ではなく、当たりが出るとオリジナルグッズやコラボTシャツがもらえる応募キャンペーン形式が主軸となります。そのため、ガリガリ君リッチ 当選確率は景品類の最高額規制(懸賞制限)に縛られ、景品の製造ロット数に応じて通常版よりはるかに低く設定されているケースが一般的です。また、マルチパック(箱売り商品)にはそもそも「当たり」が存在しない商品が主流であり、外箱に「当たりつき」の明記がない製品ではいくら食べても棒に文字は現れません。