Q1:司法権の独立と「三権分立」はどのような関係ですか?
A1:三権分立は立法・行政・司法の3つの権力を分ける仕組み全体を指し、司法権の独立はその中で裁判所が国会や内閣から干渉されずに公正な判断を下すための原則を指します。司法権の独立が保たれて初めて、三権分立が機能します。
Q2:裁判官の独立が守られすぎると、不公正な裁判官を辞めさせられないのでは?
A2:不当な罷免を防ぐために身分保障は厳格ですが、著しい非行や職務違反があった場合には国会に設置される「裁判官弾劾裁判所」で罷免できます。また、最高裁判所の裁判官に対しては国民審査による解職の道が開かれています。
Q3:なぜ「大津事件」の児島惟謙は高く評価されているのですか?
A3:明治政府の閣僚たちがロシアからの軍事報復を恐れ、死刑判決を強要してきたにもかかわらず、法規範(罪刑法定主義)を曲げずに司法の独立を貫き通したためです。日本の近代法治主義の原点として高く評価されています。