虫除けやリフレッシュ目的で人気のハッカ油ですが、犬にとっては極めて危険な成分です。ハッカ油に含まれる「メントール」や「テルペン類」などの揮発性有機化合物は、犬の肝臓で十分に代謝・分解できません。皮膚への直接付着や高濃度の吸引により、急性中毒や呼吸困難、神経麻痺を引き起こす恐れがあります。
同様に、天然由来を謳うアロマ精油(エッセンシャルオイル)や据え置き型芳香剤にも注意が必要です。ティーツリー、ユーカリ、ラベンダーなどは、犬の体内に蓄積して内臓機能障害を招くケースが獣医学界でも報告されています。「人間にとってオーガニック=犬にも安全」という誤解は直ちに捨てなければなりません。