里芋の植え方決定版!芽が出ない原因と大量収穫を叶える最新の裏ワザ

里芋の植え方決定版!芽が出ない原因と大量収穫を叶える最新の裏ワザ

里芋の植え方決定版!芽が出ない原因と大量収穫を叶える最新の裏ワザの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

家庭菜園愛好家の間で長年議論が交わされているのが、里芋の種芋の向きをどうセットすべきかという問題です。教科書通りの「芽を上に向ける通常植え」に対し、あえて芽を下に向ける「逆さ植え」、さらには横に倒す「横植え」など、複数の手法が存在します。近年、プロ農家や農業試験場の栽培比較でも注目を集める里芋の逆さ植え理由は、芽が地上へ出ようと遠回りして湾曲しながら伸びる過程で、茎の基部が太くなり、親芋の肥大が適度に抑えられて子芋・孫芋の着生位置が深くなる点にあります。

通常植えの場合、親芋が旺盛に育ちすぎて子芋が浅い位置に密集し、小粒になりやすい傾向があります。一方、逆さ植えを施すと、地中深くから複数の力強い側芽が立ち上がるため、均一な大きさの良質な子芋が数多く収穫できるという生理学的メリットが実証されています。それぞれの特徴を客観的な指標で比較したのが下表です。

植え付け方式発芽までの日数・深さ収穫特性・芋のサイズ感編集部の見解・推奨レベル通常植え
(芽を真上にする)・発芽日数:15〜25日
・覆土の深さ:5〜8cm・親芋が大型化しやすい
・子芋のサイズにバラつき
・初期生育が最も安定【初級者推奨】
失敗確率が極めて低く、発芽不良を確実に防ぎたい場合の王道ルート。逆さ植え
(芽を真下にする)・発芽日数:25〜35日
・覆土の深さ:5〜6cm・子芋、孫芋が均一に肥大
・親芋の過剰肥大を抑制
・1株あたりの可食収量増【中・上級者推奨】
発芽に時間を要するため地温確保が必須。重粘土質では芽が出ないリスクあり。横植え
(芽を真横に寝かせる)・発芽日数:18〜28日
・覆土の深さ:5〜7cm・通常植えと逆さ植えの中間
・側芽がバランスよく伸長
・作業性が高く扱いやすい【実用バランス型】
逆さ植えのリスクを緩和しつつ、子芋の着生を増やしたい場合に極めて実用的。

逆さ植えは魅力的な収穫量をもたらす裏ワザとして広まっていますが、土壌が硬く締まりやすい粘土質の畑や、排水不良の圃場で行うと、芽が地上に出る前に力尽きて腐敗する恐れがあります。土壌構造がフカフカに仕上がっていない場合は、無理をせず「通常植え」または「横植え」を選択するのが確実な判断です。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。