Q1:相棒だった「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止になったのに、なぜドラグーンは解除されないのですか?
A1:アナコンダの禁止によって出張の容易さは激減しましたが、ドラグーン単体のカードパワー(耐性・万能無効・破壊バーン)が依然として現代の基準で見ても過剰であるためです。また、現在のカードプールではアナコンダを経由せずとも「真紅眼融合」をサーチ・活用する手段が増加しており、一度規制を解けば再び新たな抜け道を見つけて環境を歪める懸念が拭えないことが大きな理由です。
Q2:『遊戯王 マスターデュエル』でドラグーンが実装初日から禁止されている理由は何ですか?
A2:マスターデュエルは全世界共通のレギュレーションを採用し、シングル戦(1本先取)を基本ルールとしています。サイドデッキによる対策カードの投入ができないシングル戦において、先行でドラグーンを立てられる理不尽さはマッチ戦以上に勝敗を決定づけてしまうため、ゲームバランス崩壊を未然に防ぐ予防措置として最初から禁止指定されています。
Q3:今後、エラッタ(効果変更)されて制限復帰する可能性はありますか?
A3:可能性はゼロではありませんが、大幅な下方修正が必要になります。過去の例に倣うならば、「融合召喚の素材を正規の『ブラック・マジシャン』と『真紅眼の黒竜』に限定し、代替素材の使用を不可にする」「無効化効果にターン1制限をつけ、攻撃力上昇をなくす」「真紅眼融合の効果適用ターン以外には出せないようにする」といった複数の制約が課されない限り、現行テキストのままでの復帰は極めて困難と見られています。
Q4:海外TCGでは無制限だった時期があるのに、なぜ日本(OCG)ではダメだったのですか?
A4:日米の環境の違いとして、「増殖するG」の存在有無や、プレイスタイルの違いが挙げられます。TCGでは「増殖するG」が禁止されているため展開系デッキへの抑止力が異なり、またTCG側はいち早くアナコンダを禁止にした上でドラグーンを放置するという実験的な規制を行いました。しかし日本OCGでは、シングル戦・マッチ戦を問わず「ドラグーンビート」のように徹底して後ろを固める構築が好まれる傾向が強く、コミュニティへの精神的ダメージや多様性の喪失がKONAMI側により重く受け止められた結果といえます。