千と千尋の神隠し「緑の顔」の正体とは?カシラの元ネタと怖い裏設定

千と千尋の神隠し「緑の顔」の正体とは?カシラの元ネタと怖い裏設定

千と千尋の神隠し「緑の顔」の正体とは?カシラの元ネタと怖い裏設定に関するポイントを徹底的にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

物語のクライマックス、契約の縛りから解放された千尋が現実世界へ帰還する直前、銭婆の術が解けたカシラたちは元の3体の姿へと戻ります。湯婆婆が「私の坊はどこへ行ったんだい!」と金切り声を上げる足元で、彼らは再びポーカーフェイスのまま「オイ、オイ」と跳ね回っていました。彼らは罰せられることも消滅することもなく、その後も湯婆婆の側近としてあの部屋に留まり続けたと考えられます。

そして映画の公開から時を経た現在、愛知県長久手市の「ジブリパーク」内にある「ジブリの大倉庫」にて、カシラたちは驚くべきリアリティで現代に蘇っています。

エリア内に再現された「にせの館長室」の絨毯の上には、劇中そのままの縮尺と質感で作られた3体のカシラが配置されています。間近で観察すると、皮膚の絶妙な凹凸、手作業で植毛されたかのような髭の毛並み、生気を宿していないようでいてどこか鑑賞者を観察しているかのような眼球のクリア塗装など、職人技の極致を体感できます。来場者がそのリアルさに思わず後ずさりしつつも、スマートフォンのカメラを向けずにはいられない光景は、カシラという特異な造形がいかに人々の視覚記憶に深く焼き付いているかを物語っています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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