朝起きて鏡を見た瞬間、「昨日より目が一回り小さく見える」と感じた経験は誰にでもあるはずです。その原因の正体は、睡眠中に滞留したリンパ液と静脈血による目元のむくみです。まぶたの皮膚はわずか0.5ミリ前後と人体で最も薄く、わずか数ミリリットルの水分停滞でもダイレクトに腫れぼったさへと直結します。
即効性を求める朝のケアでは、力任せに皮膚を擦るのではなく、老廃物の出口を確保するステップが鉄則です。目のむくみ解消スキンケアとして、まず摩擦を防ぐアイクリームや乳液を十分に塗布した上で、以下の手順を実践してください。
1. 眉頭の下にあるくぼみ(攅竹:さんちく)を親指の腹で斜め上に3秒押し上げる。
2. こめかみの「太陽」のツボを中指で優しく揉みほぐす。
3. 首筋の胸鎖乳突筋をつまむようにして鎖骨のリンパ節へ流す。
血流が整った後に行いたいのが、まぶたの開閉を司る筋肉へアプローチする眼輪筋トレーニング方法です。HAABクリニックの専門医らも推奨するように、加齢やまぶたの筋力低下によって開眼力が衰えると、眉を上げて目を開ける悪癖がつき、まぶたのたるみを進行させます。これを防ぐためには、「人差し指と中指で眉をしっかり固定し、眉を動かさないように意識しながら、目をぎゅっと閉じてパッと見開く動作」を10回繰り返します。眼輪筋が正しく機能し始めると、黒目の露出率(アイオープニング)が向上し、目頭から目尻にかけてピンとしたハリが蘇ります。