二人の絆の深さを象徴する出来事として語り継がれているのが、2010年に桑田佳祐を襲った初期食道がんの闘病生活です。
病が発覚した際、誰よりも冷静に桑田佳祐を励まし、専門医の選定や日々の食事管理、メンタル面のケアを一身に担ったのが妻の原由子でした。桑田佳祐自身も復帰後のインタビューで「原がいなければ、自分は再びステージに立つことはできなかった」と深い感謝を公言しています。
二人が暮らす東京都目黒区の閑静な住宅街にある自宅には、音楽制作に没頭できる本格的なプライベートスタジオが併設されています。多忙な制作活動の合間にも、近隣の散歩や買い物を二人で楽しむ姿が度々目撃されており、ステージ上の華やかさとは対照的な、地に足の着いた穏やかな日常が二人の心身を支えています。