博多駅周辺には数多くの名店がひしめき合っているにもかかわらず、駅から徒歩十数分という立地にある葉隠うどんの前には、平日・週末を問わず開店前から人波が途絶えません。この熱烈な支持を支えている最大の要因は、「徹底した出来たてへのこだわり」と「日常食としての圧倒的なコストパフォーマンス」の両立にあります。
多くのうどん店が効率化を図るなか、同店では注文が入ってから天ぷらを揚げ、麺も店主の古賀重光氏が目の前で生地を延ばし、包丁で切り落として大釜へ投入します。茹で置きや揚げ置きを一切排除した鮮度の高さが、一口すすった瞬間の鮮烈な旨味となって直撃します。さらに、名物の一杯がワンコイン前後から楽しめるという良心的な価格設定が、地元のサラリーマンから遠方からの食通までを魅了し続ける揺るぎない原動力となっています。