吹奏楽部を選ぶ受験生にとって最大の関心事といえるのが、全日本吹奏楽コンクール予選における豊島高校吹奏楽部のコンクール結果です。両校ともに公立高校ならではの限られた練習環境の中で、私学の強豪に引けを取らない工夫を凝らした演奏を繰り広げています。
都立豊島高校吹奏楽部は、東京都高等学校吹奏楽コンクールにおいてB組(中編成)を中心に確かな実力を発揮してきました。緻密な音作りとアンサンブルの精度が高く評価され、過去幾度も地区予選での金賞受賞を果たしています。近年では楽曲の難易度を上げ、表現力の幅を広げたアプローチが審査員から高い評価を獲得しており、都大会上位進出を狙う中堅実力派としての地位を盤石なものにしています。
一方、大阪府立豊島高校吹奏楽部も、吹奏楽の激戦区として知られる大阪府コンクール北摂地区大会において力強いブラスサウンドを響かせています。課題曲と自由曲の完成度を高め、地区大会での金賞や優秀賞を勝ち取るなど、着実な実績の積み上げが目立ちます。少子化が進むなかでも、部員一人ひとりが主役となるパート構成で充実したサウンドを作り上げている点が両校の大きな共通点です。