新興宗教が引き起こす社会問題のなかでも、特に深刻な被害を生んでいるのがお布施の高額請求や献金の強要です。「先祖の因縁を断ち切るため」「現世での功徳を積むため」といった名目で、数千万円単位の財産を献金させられ、家庭崩壊に至る事例は後を絶ちません。
さらに、親の信仰によって過酷な境遇を強いられる「宗教二世問題」は、今や重大な人権課題として認識されています。幼少期からの教義の強制、学校行事や進学・就職の制限、恋愛や医療行為の禁止など、子どもの自己決定権が著しく侵害されるケースが浮き彫りになってきました。
献金によって学費が払えなくなったり、親が教団の活動に没頭してネグレクト状態に陥ったりするなど、家庭内トラブルの傷跡は世代を超えて深刻な影を落としています。