清潔にしているはずのキッチンで、なぜお米に虫が湧いてしまうのでしょうか。その侵入経路は大きく分けて2つ存在します。
1つ目は、精米前(原料玄米の段階)に産卵されていた卵が残っていたケースです。コクゾウムシなどは米粒の深部に産卵するため、通常の精米工程をすり抜けて家庭に持ち込まれ、室温が上がったタイミングで孵化することがあります。
2つ目は、購入後に家庭内で外部から侵入するケースです。多くの人が見落としがちな盲点として、一般的なお米のポリ袋には破裂防止のための微小な空気穴が空いています。さらに、ノシメマダラメイガの幼虫は非常に強靭な大あごを持っており、未開封のビニール袋や紙パッケージを外側から食い破って内部へ侵入します。
これらの虫は、気温20℃以上・湿度60%以上になると活動が活発化し、25〜30℃前後の環境では爆発的なスピードで産卵・増殖を繰り返します。