ダルビッシュ投手のキャリアを語る上で外せないのが、2026年2月にパドレスと締結した大型契約延長です。当時36歳だった彼に対し、球団は2028年シーズン(42歳になる年)までの6年総額1億800万ドル(契約時レートで約142億円)という異例の長期契約を提示しました。
一般的なメジャーの球団経営において、30代後半の投手に40代を超える長期契約を結ぶのは極めて高いリスクを伴います。それでもパドレスが巨額の年俸を投じて契約を結んだ背景には、単なる戦力としての評価だけでなく、若手投手陣に対するメンターとしてのリーダーシップや、徹底した自己管理能力への絶大な信頼がありました。
年俸構造は年齢に応じた配分がなされており、契約満了の2028年まで毎年安定した報酬が支払われる設計となっています。40代投手がMLB屈指の好待遇でマウンドを守り続ける姿は、日米の野球史に新たな金字塔を打ち立てています。