騒動の舞台となったのは、四大大会の一つである全仏オープン(ローラン・ギャロス)の女子ダブルス3回戦。加藤未唯・アルディラ・スーチャディ組と、マリエ・ブスコバ(チェコ)・サラ・ソリベストルモ(スペイン)組の対戦中でした。
第2セットのプレー間、自陣コートに落ちていたボールを相手コート後方のボールガールへ渡すため、加藤選手がワンハンドバックハンドで返球。このボールがノーバウンドでボールガールの肩から首付近を直撃しました。ボールガール直撃動画がSNSで拡散されると、決して怒りに任せて強打した球ではなく、山なりの緩やかな返球であったことが明白に記録されていました。
当初、主審のアレクサンドル・ジュージュ氏は状況を把握し、危険な打球ではないとして「警告(コードバイオレーション)」を宣告。加藤選手も即座に少女のもとへ歩み寄り、謝罪の意を示していました。ところが、ここから事態は予想もしない方向へと急展開を迎えます。