1964年に日本クラウンからデビューした西郷輝彦は、翌年以降数々のヒット曲を連発します。中でも1966年にリリースされた『星のフラメンコ』は、彼の歌手としての評価を不動のものにしました。ラテンリズムに乗せた情熱的なメロディと、激しいステップ。
この楽曲をテレビ番組やステージで披露する際、彼の抜群のスタイルが最大限に活かされました。マイクを握りしめ、腰を深く落として情熱的に歌い上げるポーズは、足が長く体幹がしっかりしていなければ様になりません。フラメンコの衣装を身にまとったその姿は、まるでスペインのダンサーを思わせるほど流麗であり、レコードジャケットに刻まれたシルエットは今なお語り継がれる美しさです。