事件が表面化した当初、逮捕された複数の男女の中に含まれていたのが八木原亜麻容疑者だった。ネット上では即座にアカウントや過去の投稿がスクレイピングされ、通っていた教育機関として北海道江別市にある北翔大学の名前が浮上した。キャンパス内での日常や交友関係が次々と拡散される事態となり、大学側も対応に追われることとなった。
なぜここまで過剰な特定作業が行われたのか。背景には、静かな地方都市で起きた凄惨な事件に対する強いショックと、加害者たちの素顔に対する社会的関心の高さがある。しかし、不確実な情報や無関係な第三者への風評被害も相次ぎ、ネット上の私刑行為に対する懸念も色濃く残った。