長寿アニメにおける声優交代には、視聴者の耳馴染みゆえの戸惑いがつきものです。矢尾一樹さんのホラーマンが初登場した際も、SNS上ではリアルタイムで様々な声が飛び交いました。
放送開始直後は、肝付さん特有の細く甲高い鼻にかかった声と比べ、矢尾さんのハスキーで芯のある声質に対して「少しドスが効いているように感じる」「慣れるまで違和感がある」といった率直な感想が見受けられました。四半世紀にわたって同じ声を聴き続けてきたファンにとって、初期の戸惑いは自然な反応でした。
しかし、回を重ねるごとにネット上の空気は一変します。「肝付さんのニュアンスを徹底的に研究してリスペクトしているのが伝わる」「コミカルな動きとのシンクロ率が凄まじい」「矢尾さんならではの愛嬌があって可愛い」といった称賛の声が急速に増加していきました。単なる物真似にとどまらず、キャラクターの根底にある愛らしさを大切にした演技が、ファンの心を掴んだのです。