男性が生理痛を体験!企業で導入急増の模擬装置と職場改革の最前線

男性が生理痛を体験!企業で導入急増の模擬装置と職場改革の最前線

男性が生理痛を体験!企業で導入急増の模擬装置と職場改革の最前線にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

そもそも生理痛は、子宮内膜を排出する際に分泌されるプロスタグランジンという物質が子宮筋を過剰に収縮させることで起こる。激しい腹痛だけでなく、腰痛、頭痛、吐き気、強烈な倦怠感など症状は多岐にわたる。東京大学大学院医学系研究科教授で産婦人科医の甲賀かをり(産婦人科医)氏は、「生理痛は個人の体質や我慢強さの問題ではなく、子宮内膜症といった病気が隠れている可能性もある医学的なケアの対象である」と指摘する。

日本産科婦人科学会の発信や臨床データにおいても、痛みを放置することのリスクや早期治療の重要性が強く訴えられている。また、厚生労働省の調査や試算によれば、月経に起因する労働損失やパフォーマンス低下による経済的損失は年間で数千億円規模にのぼる。生理痛は個人の健康問題にとどまらず、社会全体が向き合うべき大きな構造課題なのだ。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。