メガヒットドラマ『半沢直樹』(2013年)への出演も、山崎銀之丞のキャリアを語る上で欠かせない重要なハイライトです。
劇中で山崎が演じたのは、西大阪スチールの粉飾決算に関与した淡路鋼産の社長・板橋。主人公・半沢直樹(堺雅人)に追い詰められ、保身のために必死の言い逃れを試みる緊迫の査問シーンでは、額に浮かぶ脂汗や動揺する眼球の動きに至るまで、人間の狡猾さと脆さを見事に体現しました。
SNSやドラマ批評でも「銀之丞さんの緊迫感あふれる演技がドラマのテンポを最高潮に引き上げた」「悪役でありながらどこか哀れさを感じさせる絶品の間合い」と絶賛の嵐を巻き起こしました。わずかな出演尺であっても視聴者の脳裏に刻み込まれる演技力こそ、彼の真骨頂です。