テッセンの花に怖い花言葉?クレマチスとの違いや剪定の極意

テッセンの花に怖い花言葉?クレマチスとの違いや剪定の極意

テッセンの花に怖い花言葉?クレマチスとの違いや剪定の極意について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

園芸店で最も混同されやすいのが、「テッセン」「クレマチス」「カザグルマ」の3者関係です。日常会話ではクレマチス属の植物全般を大雑把に「テッセン」と呼んでしまう慣習が昭和期から続いていますが、植物学上および園芸分類上、これらは全く同一ではありません。

正確には、キンポウゲ科センニンソウ属(学名:Clematis)に属する野生種および園芸品種の総称が「クレマチス」です。そして「テッセン(Clematis florida)」は、中国原産の特定の一原種を指す固有名詞に過ぎません。さらに日本には、山野に自生する貴重な固有種「カザグルマ(Clematis patens)」が存在し、これが西洋に渡って現代の大輪系クレマチスの交配親となりました。

項目テッセン(鉄線)カザグルマ(風車)一般的なクレマチス(園芸交配種)原産地・分類中国原産の原種(フロリダ系)日本・東アジア原産の野生種(パテンス系)世界各地の原種を交配した多様な系統花弁(萼片)の枚数原則として6枚(稀に二重咲き)原則として8枚(7〜8枚が主流)4枚、6枚、8枚、八重咲きなど多彩花の特徴・形状乳白色の萼片に濃紫色の雄しべが密集白、淡紫、紅紫など。雄しべは黄白色〜褐色小輪ベル型から20cm超の巨大輪まで様々主な開花時期5月〜10月(剪定により返り咲く)4月下旬〜5月中旬(一季咲き性が強い)系統により春、夏、秋、冬咲きが存在見分けの決定打「萼片6枚+花芯の紫」の組み合わせ自生種の風情と「萼片8枚」の放射状配置タグの学名・品種名および咲き方の多様性

私たちが花びらとして鑑賞している部分は、植物学的には「花弁」ではなく萼(がく)が変化した「萼片(がくへん)」です。散歩道や園芸店で遭遇した際、「萼片が6枚ならテッセン」「8枚ならカザグルマの血統」とカウントするだけで、大半の識別が可能になります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。