グルメサイトで「個室あり」と記載されていても、現場に足を運ぶと期待と大きく乖離している事例が後を絶ちません。最も多いトラブルは、「半個室」と「完全個室」の定義混同です。天井部分が空いている欄間(らんま)構造やすだれ・ロールスクリーンで仕切っただけの席は、隣席の会話やタバコの煙が筒抜けになりやすく、本来のプライベート性が損なわれます。
さらに見落としがちなのが、お通し代・サービス料・個室料の複合加算です。基本コースが安価に見えても、個室指定料として1人あたり500円〜1,000円が上乗せされたり、金・祝前日割増料金が適用されたりするケースがあります。加えて、受動喫煙防止条例の施行以降、全席禁煙の店舗と加熱式・紙巻きタバコ対応の喫煙可能店が明確に分かれています。非喫煙者との同席やビジネスでの利用時には、分煙環境の精緻な事前チェックが不可欠です。