外したしめ縄は、小正月(1月15日前後)に神社や地域の広場で行われる火祭り行事「どんど焼き(左義長・とんど焼き)」でお焚き上げしてもらうのが伝統的な処分ルートです。しかし、仕事の都合や日程の不一致でしめ縄のどんど焼きに間に合わないケースも珍しくありません。
そうした場合の神社への持ち込みルールと押さえておくべきポイントは以下の通りです。
1. 常設の「古神札納所(納札所)」の利用
多くの神社には、古いお札や御守を納める「納札所(のうさつしょ)」が境内に設置されています。どんど焼きの当日に足を運べなくても、正月飾りの納札所持ち込みはいつまで受け付けているかを確認すれば、1月中旬〜月末頃まで納められる神社が多数派です。ただし、神社によっては「正月飾りはどんど焼き当日のみ受付で、通常の古札入れへの投入は不可」と定めている場所もあるため、社務所の事前確認が推奨されます。
2. 初穂料(お焚き上げ料金)の相場
神社でお焚き上げを依頼する際、しめ縄の神社お焚き上げ料金(初穂料)は、無料受付のボックスが置かれている場合を除き、気持ちとして500円〜1,000円程度を白封筒やポチ袋(表書きは「御初穂料」または「お納め」)に入れて納めるのが礼儀です。大型のしめ飾りや複数の正月飾りを持ち込む際は、2,000円〜3,000円程度を納めるのが通例となっています。
3. 持ち込み時の禁止事項
左義長へのしめ縄持ち込みにおいて年々厳格化しているのが「不燃物の混入防止」です。環境保護やダイオキシン抑制の観点から、プラスチック製の橙(だいだい)、針金、ビニール紐、金銀の水引などを事前に取り除かないと受取を断られる神社が急増しています。必ず天然素材のみの状態にして持ち込む必要があります。