端座位とは?看護・リハビリで超重要な理由と介助手順を徹底解説

端座位とは?看護・リハビリで超重要な理由と介助手順を徹底解説

端座位とは?看護・リハビリで超重要な理由と介助手順を徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

端座位(たんざい)とは、ベッドの端(縁)に腰を掛け、膝を曲げて両下肢を床または足台に下ろした姿勢を指します。医療・介護現場における「座位」にはいくつかの形態が存在しますが、端座位は寝ている状態(臥位)から立位・歩行へと移行するファーストステップとして位置づけられています。

よく混同される姿勢に「長座位(ちょうざい)」があります。長座位はベッドや床の上で両足を前方に真っ直ぐ伸ばして座る姿勢であり、股関節の柔軟性やハムストリングス(太もも裏の筋肉)の柔軟性が強く要求されます。骨盤が後傾しやすく腰部へ負担がかかりやすい長座位に比べ、端座位は股関節と膝関節を約90度に曲げ、足の裏を床につける(足底接地)ことができるため、骨盤を立てやすく安定した姿勢を保持しやすいのが大きな特徴です。

姿勢の種類姿勢の特徴と下肢の状態主なメリットと身体的負荷現場での主な活用場面端座位(たんざい)ベッド端に腰掛け、両足を下ろして足底を床につける骨盤が立ちやすく、次の動作(起立・移乗)へ移行しやすいリハビリ初期、食事、更衣、車椅子への移乗前長座位(ちょうざい)ベッド上で足を前方に伸ばして座る支持基底面は広いが、骨盤後傾と腰背部の筋緊張が起きやすいベッド上での下肢清拭、下肢ストレッチ、足浴半座位(ファウラー位)ベッドの背上げ機能で上半身を30〜60度起こす自力保持が不要で心肺負荷を軽減できるが、自発的な筋活動は少ない経管栄養、誤嚥防止、呼吸苦の緩和、安静時の休息椅子座位背もたれや肘掛けのある椅子・車椅子に腰掛ける背もたれ等の支持があり長時間安定しやすいが、姿勢の崩れに注意食堂での食事、車椅子移動、集団レクリエーション
斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。