10月の誕生石はどっち?オパールとトルマリンの魅力と怖い噂の真相

10月の誕生石はどっち?オパールとトルマリンの魅力と怖い噂の真相

10月の誕生石はどっち?オパールとトルマリンの魅力と怖い噂の真相について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

Googleの検索窓に「10月誕生石」と入力すると、関連ワードとして「10月誕生石 意味 怖い」という不穏なサジェストが表示されることがあります。この不気味な噂の真偽を確かめるべく歴史的資料を調査したところ、明確な原因が判明しました。

事の発端は、1829年にイギリスの文豪サー・ウォルター・スコットが発表した小説『ガイアスタインのアン(Anne of Geierstein)』です。作中で、ヒロインが身につけていたオパールに聖水がかかった瞬間、石の輝きが失われ、彼女が間もなく灰となって消滅するという悲劇的な描写がなされました。この小説が当時のヨーロッパで空前の大ベストセラーとなった結果、「オパールは持ち主に不幸をもたらす」という根拠のない風評被害が爆発的に広まったのです。

さらに、当時のダイヤモンド商がオパールの人気急上昇を警戒し、ネガティブキャンペーンを展開したという業界の記録も残されています。しかし本来のオパール 石言葉 意味は、「純真無垢」「歓喜」「希望」「幸運」「創造性」といった極めて前向きでポジティブなものばかりです。古代ローマ時代には「キューピッドの石」と呼ばれ、あらゆる宝石の美しさを併せ持つ至高の幸運のお守りとして重宝されていました。不吉な意味合いは完全に中世後期の風評にすぎません。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。