『妄想感傷代償連盟』の演奏をスタートする上で、まず把握しておくべき基礎データが原曲キー(F#m / Aメジャー)とテンポ(BPM 125)です。4つ打ちを基調とした軽快なダンスビートと、ギターのカッティングが複雑に絡み合う構成となっており、エレキギターだけでなくアコースティックギター1本での弾き語りでも抜群の存在感を放ちます。
アコースティックギターで原曲キーのまま「カポなし(レギュラーチューニング)」で挑むと、F#m、Bm7、C#7といった人差し指全体で弦を押さえるバレーコードが連続し、初心者にとっては挫折の要因になりがちです。そこで最大の鍵となるのがカポタスト(カポ位置)の設定です。
最も推奨されるのは「Capo 2(2フレット装着)」です。2カポに設定してキーをEm(ホ短調)読みで演奏することで、登場するコードが「Em、C、D、G」などの開放弦を多用する基本ローコードへと劇的に変化します。原曲のピッチを完璧に保ちながら、左手の負担を半分以下に軽減できるため、DECO27氏のコード譜を再現する上での業界標準アプローチとなっています。