いま流行のインフルエンザは何型?A型B型の違いと重症化リスクを徹底解説

いま流行のインフルエンザは何型?A型B型の違いと重症化リスクを徹底解説

いま流行のインフルエンザは何型?A型B型の違いと重症化リスクを徹底解説についての真相を徹底解説します。

インフルエンザに関して一般に広く信じられている俗説の中には、医学的に誤った認識が少なからず存在します。その代表例が「一度インフルエンザにかかれば、そのシーズンはもうかからない」という誤解です。

結論から述べると、A型B型両方かかる確率は決してゼロではありません。疫学調査では、同一シーズン中に異なる型や亜型に2回感染する人の割合は全体の約2〜5%に達すると報告されています。A型に対する抗体とB型に対する抗体は構造が異なるため、12月にA型に感染して抗体を獲得しても、2月に流行するB型ウイルスに対する交差免疫(防御力)はほとんど働きません。

もう一つの重大な盲点が、受診時のインフルエンザ検査タイミングです。ウイルスのインフルエンザ潜伏期間は通常1〜3日(平均約2日)ですが、発熱直後に慌てて医療機関を受診しても、迅速抗原検査キットの検出限界に達するほどウイルスが増殖していない場合があります。

発熱から12時間未満の検査では「偽陰性(実際は感染しているのに陰性と判定される)」となる確率が比較的高く、逆に発症後48時間を経過してしまうと、ウイルスの増殖ピークを過ぎてしまい抗インフルエンザ薬効果が著しく減弱します。検査のゴールデンタイムは「発熱から12時間〜24時間の間」であることを知っておく必要があります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。